RECRUIT

自主性を大切にしている病院です(2024年度入職)

東大病院を選んだ理由

 私は、秋田出身で実習でも老年期の患者さんが多く、本当の急性期を知らないと思い急性期のある病院で就職したいと考えていました。また、女性に対する医療に興味があり、女性に特化した科が多くある病院を探していました。女性外科や乳腺内分泌外科など女性が多く入院している部署がたくさんあったため、就職先として選びました。

実際に就職してみて

入職してすぐの2週間は、オリエンテーションや講義が行われ、社会人になること、授業料を支払って看護を行う学生と、給料をもらって看護を行うことの違いを考える機会となりました。部署で働き始めてからは、シャドーイングで先輩がどのように仕事をしているのか、なぜ今その行動をしたのか、どのように考えて判断したのかを自分なりに考え、聞く期間がありました。先輩一人ひとりが何に重きを置いて看護を提供しているかが少しずつ異なり、自分が何を意識して働くべきかを考えることができました。
 さらに、私が頑張れた一つに、東大病院の教育制度があります。業務に慣れない中でもプリセプター・エルダーの先輩とペアになることでフォローしてもらいながら成長することができました。最初の半年は基本的にはプリセプター・エルダーとペアになって業務を行うため、朝の申し送りから学習が不足している部分や情報収集の取り忘れを指導してもらいました。振り返りノートを使用し、今日の自分ができたことや新しい学びがあったこと、今後の課題やさらに学習が必要なものを振り返りアドバイスをもらうことができました。前よりできるようになったことは褒めてもらい、学習が必要なものはどうやって学習を進めたらいいかを教えてもらいました。学生時代に勉強したことが、実際の病態や治療とうまく結びつかないことや、国試で学習したはずのことを忘れてしまっていることも多くありました。そのため、1年間の長期的な学習項目を提示してもらったことも学習のしやすさにつながりました。指定された学習だけでなく、日々の業務で分からないことも学習すると、業務や疾患、治療にどう関わってくるか先輩から分かりやすく教えてもらい、主体的に学習することができたと思います。このように手厚いサポートも東大病院の魅力の一つです。
 また、プリエル以外の先輩方からも、さまざまな面で声をかけてもらい、質問しても優しく答えてくれます。大きな病院であり、最先端の医療を行っているからこそ、さまざまな部署から異動してきた先輩たちがいるため、今、自分が所属している部署とは違う疾患についても、多くの学びを得ることができます。先輩の持つ知識が活かされた勉強会も開催されるので理解が深まったと思います。既往歴にある疾患や分からないことも自分なりに調べ考えた上で、質問して知識を増やしていくことでスキルアップにつながっています。部署のどなたに相談や質問しても、分かりやすく丁寧に答えられるのは、私の部署の好きなところの一つです。

休日の過ごし方

 私が想像していたよりも、年休や夏季休暇を多くもらうことが出来ました。夜勤明けから3連休が続くこともあります。私のように地方に実家がある場合も、連休を使用して頻回に帰省することができます。正直、私は大学の授業がオンラインだったことも多く、毎日早起きして外出する習慣がありませんでした。さらに秋田から上京してきたため、環境にもあまり慣れず、体力がなかったため、最初の3か月は常に眠い状態が続き、休日も10時間以上寝ることが多かったです。実習では、1日病棟にいることも少なかったので、最初のころは病棟に出勤するだけですごく緊張していたのを覚えています。半年くらいで夜勤の業務にも慣れ始めて、休日も出かけられるようになりました。今では日勤後に友達や同期と出かけたり、夜勤明けにディズニーランドに行くくらい体力もつき、充実できていると思います。

最後に

 サポートしてもらいながら東大病院で働くことで、看護師として成長することができます。みなさんはこれから実習、卒論や国試が待っており、大変な時期だと思います。健康に気を付けて学生生活を楽しんでください。東大病院で一緒に働けることをお待ちしております。

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