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看護研究

東京大学医学部附属病院救命救急センターにて鎮痛鎮静剤が投与され人工呼吸器を装着されていた方およびそのご家族の方へ

 当救命救急センターでは、脳、心臓、肺、外傷などの様々なご病気の方が入院されます。また、その中には、重症で人工呼吸器を装着し、不安・不快感の軽減や睡眠を促進するために鎮静剤や鎮痛剤を投与する患者さんも多くいらっしゃいます。そのような患者さんへ日々看護を行いながら、将来の看護に貢献できるように新たな知見が発見できるように精進しております。それを実現するためにも、日々の看護を振り返り、追求していくことが重要であると考えております。

 その一つとして、下記の研究を進めております。ご協力いただけましたら幸いです。この研究の対象者に該当する可能性がある方で、
 〇診療情報等を研究目的に利用または提出されることを希望されない場合
 〇研究への協力を希望されない場合、あるいは協力を途中でおやめになりたい場合
2022年3月31日までに末尾に記載の問い合わせ先までご連絡ください。協力を断った場合でも、将来にわたって不利益が生じることはありません。

【研究課題】
救命救急センターにおける鎮痛鎮静プロトコルの有用性(審査番号2021215NI)
【研究機関名及び本学の研究責任者氏名】
 この研究が行われる研究機関と研究責任者は次に示すとおりです。

 研究機関 東京大学医学部附属病院救命救急センター
 研究責任者菊池鏡平・救命救急センター・看護師
 担当業務データ収集・匿名化・データ解析
【研究期間】
 承認日~2023年3月31
【対象となる方】
 2020年9月1日~2021年10月31日の間に当院救命救急センターで人工呼吸器を装着し、安静を保つために鎮静剤や鎮痛剤を投与していた方。
【研究の意義】
 鎮痛鎮静プロトコルを導入した患者さんへの有用性を明らかにすることが出来れば、救命救急センターにおける看護の質が向上すると考えます。また、苦痛の軽減等を図ることが出来、患者さんの利益向上にも繋がると考えます。
【研究の目的】
 鎮痛鎮静プロトコル導入の有無で、人工呼吸器を装着した期間などを比較検討し、プロトコルの有用性を明らかにすることを目的とします。
【研究の方法】
 1,本研究は200名のデータを使用します。
 2.鎮痛鎮静プロトコルを導入した患者さんに対して、目標の鎮静の深さや疼痛の程度に合わせ、看護師主導で鎮痛剤・鎮静剤投与量を調整します。
 3.鎮痛鎮静プロトコルを導入した患者さんと、導入していない患者さんの年齢、疾患、病歴、人工呼吸器装着期間、せん妄陽性率、救命救急センター入院日数、リハビリ進捗状況、鎮静の深さ、痛みの程度、鎮静剤の種類、呼吸器のモード、バイタルサイン、採血データを研究者がカルテを閲覧しデータ収集を行います。
 4.得られたデータを使用し分析を行い、人工呼吸器装着期間などを比較します。  5.全ての調査票は、ID番号を記入し個人が特定されないよう匿名化を行い、プライバシーの確保に努めます。各種データは自施設に保管します。

 この研究は、東京大学医学部倫理委員会の承認を受け、東京大学医学部附属病院長の許可を受けて実施するものです。
 これまでの診療でカルテに記録されている年齢、疾患、病歴、人工呼吸器装着期間、せん妄陽性率、救命救急センター入院日数、リハビリ進捗状況、鎮静の深さ、痛みの程度、鎮静剤の種類、呼吸器モード、バイタルサイン、採血データなどのデータを収集して行う研究です。患者さんに新たにご負担いただくことはありません。

【個人情報の保護】
 この研究に関わって収集される情報・データ等は、外部に漏えいすることのないよう、慎重に取り扱う必要があります。
 収集したデータ等は、解析する前に氏名の個人情報を削り、代わりに新しく符号をつけ、どなたのものか分からないようにします(このことを匿名化といいます)。匿名化した上で、救命救急センタースタッフ休憩室内にある鍵のかかるロッカー内で厳重に保管します。  ただし、必要な場合には、当研究室においてこの符号を元の氏名等に戻す操作を行い、結果をあなたにお知らせすることもできます。

 この研究のためにご自分やご家族のデータを使用してほしくない場合は、下記の問い合わせ先に2022年3月31日までにご連絡ください。研究に参加いただけない場合でも、将来にわたって不利益が生じることはありません。
 ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせていただきます。

 研究の成果は、あなたの氏名等の個人情報が明らかにならないようにした上で、学会発表や学術雑誌、国内及び海外のデータベース等で公表します。
 収集したデータは厳重な管理のもと、研究終了後10年間保存されます。保管期間終了後には、裁断することで廃棄します。なお研究データを統計データとしてまとめたものについてはお問い合わせがあれば開示いたしますので下記までご連絡ください。
 この研究に関する費用は、東京大学医学部附属病院・看護部の看護研究費から支出されています。
 本研究に関して、開示すべき利益相反関係はありません。

 尚、あなたへの謝金はございません。

 研究計画書や研究の方法に関する資料を入手・閲覧して、研究内容を詳しくお知りになりたい場合は、末尾の連絡先にお問い合わせください。ほかの研究対象者の個人情報の保護や研究の独創性確保に支障がない範囲でご提供させていただきます。
 この研究について、わからないことや聞きたいこと、何か心配なことがあった場合でも、お気軽に下記の連絡先までお問い合わせください。

2021年12月

【問い合わせ先】
連絡担当者:菊池鏡平
〒113-0033東京都文京区本郷7-3-1
東京大学医学部附属病院 救命救急センター
電話:03-3815-5411(内線38760)e-mail:kikuchik-nur@h.u-tokyo.ac.jp